今から、12年前、4年間の交際を経て結婚した私達夫婦。
交際期間もそれなりに長かったし、私の個人的な思いで20代で出産は終えたいと思っていました。
夫婦揃って、結婚したら子供は欲しいとも思っていました。
結婚後、数か月した頃に妊娠の徴候がみられました。
近所の薬剤店へ行き妊娠検査薬を買ってきました。
ハラハラドキドキ、緊張と期待といろんな感情の中、検査してみると「陽性」でした♪
思わず嬉しくて携帯で写真を撮り、旦那に送信しました。
次の日、さっそく病院に予約の電話をいれ受診しました。
初めの産婦人科、緊張もありましたが喜びの方が大きかったです。
診察に来ている大きなお腹のママ達を見てますます幸せな気分になりました。
いよいよ自分の診察の番がきました。
「おめでとうございます(^^)」
と、ドラマとかでよく見るあのシーンと言葉が先生から聞けると思っていました。
が現実は違い先生の少し困ったような渋い顔
「ん~~尿検査では陽性なんだけど、子宮内に胎児の姿がないんだよね??」
「子宮外妊娠か・・・まだ早過ぎて断定できないから数日後また来て下さい」
と言われました。
描いていた事とは違う現実に、昨日の喜びから一転落ち込んで帰宅しました。
それから、次回の受診までの約1週間ネットで検索するのは「子宮外妊娠」キーワードばかり。
いい記事も、悪い記事もいっぱい読んで。
読むたびに希望をもったり、落ち込んだりする日々が続きました。
「喜び過ぎて受診するタイミングが早過ぎただけ!次の受診の時には元気な姿が見れるはず!」
と、自分自身を励まして過ごしていました。
1週間の時が過ぎ受診の日がきました。
祈るような気持ちで診察台に上がりました。
横に映し出されるモニター画面をじっと見つめます。
白黒のモニター画面の中に小さな小さな命がありました。
まだ、小さな小さな丸い形だけだけど、力強く・そして可愛く「ピクピク♪」と動いてました。
嬉しかった~~(:_;)♪
モニターを眺めなら、目からは涙がこぼれました。
当時20代前半の私は、妊娠~出産~をそこまで深く考えてなかったのかもしれません。
でも、一人目の妊娠が自分の想像していた通りにはいかなかった事により妊娠する事の素晴らしさを
子供から教えてもらった気がしました。
一人目妊娠-2
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